January 17, 2019 / 10:23 AM / 6 months ago

インドネシア中銀、政策金利を据え置き 総裁「ピーク近い」

[ジャカルタ 17日 ロイター] - インドネシア中央銀行は17日、主要政策金利である7日物リバースレポ金利IDCBRR=ECIを6.00%に据え置いた。据え置きは予想通り。

ロイター調査では、アナリスト20人全員が据え置きを予想していた。

中銀は、資本流出抑制のため昨年5月から11月までの間、6度にわたり計175ベーシスポイント(bp)の利上げを実施した。

通貨ルピアIDR=は1998年以来の安値を付けた後に大幅に反発。ただ最近は、12月の中国貿易統計や、昨年のインドネシアの貿易赤字が過去最大に拡大したことなどを受け、再び売り圧力が強まっている。

中銀は預金ファシリティー金利IDCBID=ECIと貸出ファシリティー金利IDCBIL=ECIもそれぞれ5.25%と6.75%に据え置いた。

ペリー・ワルジヨ総裁は、現在の政策金利の水準は「ピークに近い」との認識をあらためて表明。背景として、今年の米利上げが1回、あるい利上げなしになるとの市場観測を指摘した。

記者会見で「今後も引き続き、経常赤字を引き下げ国内金融資産の利回りを維持する取り組みの一環として金利政策を運営する」と述べた。

INGのエコノミスト、ニコラス・マパ氏は、総裁の「ハト派への傾き」と最近のルピア相場の安定からみて、中銀は「今後数カ月で為替動向が急反転しない限りハト派スタンスを維持する」との見方を示した。

一方、依然として利上げを予想する声もある。

ナティクシス・アジアのエコノミスト、Trinh Nguyen氏は、2019年は米連邦準備理事会(FRB)と同様に25ベーシスポイント(bp)の利上げが1回あると予想。キャピタル・エコノミクスは、米国株が急落すれば、インドネシアの利上げは2回とみている。

インドネシアは経常赤字が大きく、資本流出に最も脆弱な国の1つと考えられている。海外投資家の国債保有率は高い。

18年第3・四半期の経常赤字は88億ドルと4年ぶりの高水準で、国内総生産(GDP)に占める割合は3.37%だった。

総裁は第4・四半期の経常赤字も88億ドル程度との見方を示す一方、昨年末の資本流入で国際収支は40億─50億ドルの黒字になったとの見方を示した。

中銀は、19年の成長率は昨年を上回る5.0─5.4%、インフレ率は2.5─4.5%の目標レンジにとどまるとの見通しを示した。

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