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ミャンマー情勢、ロシア外相がASEANの対応支持

インドネシアを訪問中のロシアのラブロフ外相(写真)は6日、ミャンマー情勢に対する東南アジア諸国連合(ASEAN)の外交的努力を強く支持すると表明し、ミャンマー軍指導部にも同様の見解を伝えたことを明らかにした。資料写真、モスクワ、2日、代表撮影(2021年 ロイター)

[ジャカルタ 6日 ロイター] - インドネシアを訪問中のロシアのラブロフ外相は6日、ミャンマー情勢に対する東南アジア諸国連合(ASEAN)の外交的努力を強く支持すると表明し、ミャンマー軍指導部にも同様の見解を伝えたことを明らかにした。

訪問先のジャカルタで、ASEANがまとめた5項目の合意をミャンマー情勢解決に向けた基礎とすべきだと発言。

「われわれはミャンマー指導部、軍指導部と接触しており、ASEANの立場を奨励した。われわれの見解では、ASEANの立場は今回の危機を解決し、正常化を実現するための基礎となるべきだ」と述べた。

インドネシアのルトノ外相によると、ラブロフ外相はジャカルタでASEAN諸国の外相とバーチャル会議を開催する予定。

ロシアはミャンマー軍への関与を深めており、ラブロフ氏の発言は重要な意味を持つ。主要国はミャンマー企業・指導部に対する制裁を発動し、ミャンマーへの武器売却を国際的に禁止するよう呼び掛けている。

ASEANは4月、全ての関係者による対話、特使の派遣、人道支援の拡大、暴力の停止など5項目の合意に達した。ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官も、この合意を受け入れたが、国軍は合意の履行に意欲を示しておらず、秩序・民主主義の回復に向けた全く異なる独自の計画を繰り返し表明。インドネシア、マレーシア、シンガポールなどでは、ミャンマー軍部に対する不満が強まっている。

ロシア政府はミャンマー情勢に懸念を表明しているが、ミャンマー軍に武器や訓練を供与する主要国でもある。軍事政権を承認した数少ない国の一つで、政府高官をミャンマーに派遣している。

ミン・アウン・フライン総司令官などミャンマー軍関係者は先月、モスクワを訪問。数々の演説を行い、メディアのインタビューにも応じた。ロシアは総司令官の訪問を歓迎し、名誉教授の称号を授与した。

ラブロフ外相とルトノ外相は、保健分野での協力や、ワクチン共同開発の可能性についても協議した。

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