[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシアの国家防災庁(BNPB)は5日、同国南東部で発生した洪水や土砂崩れによる死者数が少なくとも55人になったと発表した。40人の安否が依然不明という。
熱帯低気圧の影響による集中豪雨で鉄砲水や地滑り、強風が起き、東ヌサトゥンガラ州では少なくとも400人が避難している。
防災庁によると、複数の橋梁が崩壊したほか、倒木で一部の道路が通行できなくなった。高波で船が沈没する被害も出ているもようだ。
ジョコ・ウィドド大統領は被災者にお見舞いのメッセージを述べるとともに「医療支援や物資の配布、インフラ復旧などを急ぐよう指示した」としている。
一部の現地当局者は、死者数が100人を超えたと話しているが、防災庁は確認できないとしている。
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