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鉱工業生産7月は2カ月連続上昇、自動車の回復継続

[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日発表した7月鉱工業生産指数速報は前月比1.0%上昇となった。2カ月連続の増加。中国のロックダウン(都市封鎖)が解除され、自動車部品などの供給制約の緩和が進み、生産が上昇した。

 8月31日、経済産業省が発表した7月鉱工業生産指数速報は前月比1.0%上昇となった。写真は川崎市の京浜工業地帯で2010年3月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

ロイターの事前予測調査では同0.5%低下と予想されており、予想外の上昇となった。経済産業省は生産の基調判断を「総じてみれば、一進一退で推移している」として据え置いた。

生産予測指数は8月が前月比5.5%上昇、9月が同0.8%上昇となった。予測指数は上振れする傾向があるため、補正した試算では8月は前月比0.6%低下となっている。

経産省の担当者は、「部材供給不足が完全に解消されていないことから、生産は下振れする可能性がある」との見解を述べた。

前月比で上昇に寄与した業種は、普通乗用車や小型乗用車などの自動車工業で前月比12.0%上昇し、2カ月連続のプラスだった。また水管ボイラやコンベヤなどの汎用・業務用機械工業は8.6%上昇した。

一方、低下に寄与した業種は、モス型半導体集積回路(メモリ)などの電子部品・デバイスで9.2%低下した。比較可能な2013年2月以降、最大の下げ幅となった。 

SMBC日興証券の宮前耕也・シニアエコノミストは、ロックダウン解除による挽回生産が続くとする一方、10-12月期以降は「世界経済の減速や長引く半導体不足などの影響により増産ペースは鈍るだろう」との見通しを示した。

*経産省の発表資料は以下のURLでご覧ください。

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