[アムステルダム 4日 ロイター] - オランダの銀行大手INGグループが4日発表した第2・四半期決算は、税引き前利益が17億4000万ユーロ(17億7000万ドル)と予想を上回った。
経済見通しが悪化しているにもかかわらず、貸倒引当金が低水準にとどまった。
リフィニティブによると、アナリストの純利益予想は14億5000万ユーロ。前年同期は20億7000万ユーロだった。
純利益率は横ばいの1.36%、純金利収入は3.7%増の34億7000万ユーロだった。融資残高は4.3%増の6420億ユーロ。手数料収入は3.9%増の8億8800万ユーロ。
貸倒引当金は2億0200万ユーロ、前年同期は9100万ユーロを戻し入れていた。
中核的自己資本比率(コアTier1)は14.7%だった。
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