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INPEX、ブルー水素やアンモニアの製造・利用一貫実証実験開始

 11月15日 INPEXは15日、ブルー水素・アンモニアの製造・利用一貫実証実験を開始すると発表した。写真はINPEXのロゴ。2018年7月、都内で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 15日 ロイター] - INPEXは15日、ブルー水素・アンモニアの製造・利用一貫実証実験を開始すると発表した。新潟県東柏崎ガス田の一部に施設を建設し、年間700トンの水素を製造。二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)の活用と合わせて、国産ガスからのクリーンなエネルギーを製造する本格的な実証実験は国内初で、25年8月の本運転を想定する。これをもとに30年の商業化を目指す。投資金額は非開示。

同社は、保有する南長岡ガス田から天然ガスを引き込み、水素を製造する。年間700トンの生産量のうち100トンをアンモニア製造に使用し、500トンのアンモニアを生産する。600トンは水素発電に活用し、クリーンなエネルギーとして提供する。

水素の製造過程で排出される二酸化炭素を活用する。近隣の枯渇ガス田に圧入して、ガス層の圧力を上げることで残存している天然ガスが押し出される効果も狙う。製造から利用までのバリューチェーンを一貫して実施することで、サプライチェーン全体の技術や経験を蓄積し、先行して実績を積み上げる。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)やJOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)の助成を受けて取り組む。25年3月に試運転を開始、8月には本運転を開始する。

池田隆彦副社長によると、2030年までに3カ所以上に広げ、国内では新潟県、海外ではオーストラリアなどの新規プロジェクトも検討していく。まずは5000―1万トンの生産規模で事業を進めた後、その10倍規模のプラントの建設を目指す。

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