February 21, 2018 / 8:38 PM / 10 months ago

FOMC議事要旨、インフレや経済に自信:識者はこうみる

[21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した、1月30━31日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、メンバーらがインフレや景気見通しに自信を深めたことが分かった。

 2月21日、1月の米FOMC議事要旨によると、メンバーらがインフレや景気見通しに自信を深めたことが分かった。写真はワシントンのFRBビル。2012年4月撮影(2018年 ロイター/Joshua Roberts/File Photo)

市場関係者のコメントは以下の通り。

●利上げ2━3回がベースケース

<アルビオン・フィナンシャルの最高投資責任者(CIO)、ジェーソン・ウェア氏>

(議事要旨は)ややハト派的な傾きがみられる内容となった。株式相場にはプラスだろう。

インフレは抑えられ、(FOMCメンバーらは)賃金上昇をひどく警戒していないようだ。

今年の利上げ回数が4回にはならないだろうが、2━3回がベースケースの可能性がある。

●トップ交代でも大きな変化ないこと確認

<サントラスト・アドバイザリー・サービシズ(アトランタ)の米国マクロ・ストラテジスト、マイケル・スコルデレス氏>

特に驚くべきことはなく、連邦準備理事会(FRB)が緩やかな利上げを継続するとの市場の見方に沿った内容だった。

市場では3月と7月に利上げが実施され、その後は11月もしくは12月あたりに利上げがあるとの見方が出ている。議事要旨では、FRB議長らのトップが交代しても大きな変化はないことが確認された。

想定外のことが含まれていなかったことで、市場は落ち着いて反応している。

●一部インフレ懸念言及なく、うのみにできず

<コモンウエルスFXの首席市場ストラテジスト、オマー・エジナー氏>

米連邦準備理事会(FRB)が、景気やインフレ見通しの中期目標達成に自信を深めたようだが、インフレペースの加速を巡る一部懸念がほとんど触れられていない。

しかし、前回会合以降、政府が非常に拡張的な予算を承認し、1月雇用統計の賃金指標が堅調で、1月の消費者物価指数(CPI)も予想を上回った。これらを認識しておく価値はある。

議事要旨が必ずしもこうしたデータを反映しておらず、今日のFRBは、恐らく1月会合時点よりタカ派色が強まっているのではないか。この点で、こうした議事要旨を鵜呑みにしたくない人もいると思われる。

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