February 7, 2015 / 12:57 AM / 5 years ago

1月の米雇用統計:識者はこうみる

──1月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が25万7000人増と市場予想を上回り、賃金も上昇に転じるなど、景気の基調的な強さを示した。

 2月6日、1月米雇用統計は景気の基調的な強さを示した。写真はニューヨークの就職フェア会場で2012年7月撮影(2015年 ロイター/Shannon Stapleton)

[6日 ロイター]米労働省が6日発表した1月雇用統計は、非農業部門の雇用者数が25万7000人増と市場予想を上回り、賃金も上昇に転じるなど、景気の基調的な強さを示した。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●今夏、もしくはそれ以前の利上げ開始も

<ウェルズ・キャピタル・マネジメントの首席投資責任者(CIO)、ジム・ポールセン氏>

全般的に非常に良い内容だった。これにより、米連邦準備理事会(FRB)が今夏、もしくはそれよりも早い時期に利上げ開始に踏み切る可能性が出てきた。

FRBの主張は足元で崩れつつある。事実上のゼロ金利政策を維持する必要があるとの主張は根拠を失いつつある。

●FRBが6─7月に正常化開始との見方支える

<ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメント、首席債券ストラテジスト、ジム・コクハン氏>

非常に力強い結果だ。雇用の伸びは過去3カ月で、平均で月間33万6000人となり、われわれの予想を大幅に上回っている。家計調査でも、3カ月平均は月間31万4000人増となった。

今回みられた失業率の上昇にさほど意味があるとは考えていない。

また、時間当たり賃金は0.5%上昇し、前月の落ち込みを十分に相殺した。

今回の結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)が6─7月に「金融政策の正常化」プロセスを開始するとの見方が再び高まることが想定される。

●雇用創出・賃金上昇見通し改善能力を確認

<アリアンツの首席経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏>

今回の雇用統計は全般的に底堅い内容で、雇用を創出して、労働市場への参加者を増やし、賃金上昇の見通しを改善させる力が米経済にあると確認された。改善傾向が、力強い雇用の伸びから賃金・労働参加(率の)上昇などに広がった。強固で包括的な成長見通しが高まったことを今回の統計は示す。

●FRB、年内は行動起こさず

<サウスウエスト証券(米フロリダ州)のマネジング・ディレクター、マーク・グラント氏>

雇用情勢の改善が示されたが、こうした数値は完全に信用できるものではない。米連邦準備理事会(FRB)は年内は何も行動を起こさないと考えている。

FRBはデフレ圧力、欧州での問題、中国の成長鈍化に対応する必要がある。今回の雇用統計は良好だったが、FRBは身動きは取れないだろう。

*内容を追加して再送します。

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