August 7, 2015 / 1:59 PM / 4 years ago

米雇用統計:識者はこうみる

[7日 ロイター] - 米労働省が7日発表した7月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が21万5000人増となった。

 8月7日、7月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が21万5000人増となった。写真はサウスカロライナ州の自転車工場で昨年11月撮影(2015年 ロイター/Randall Hill)

失業率は前月から横ばいの5.3%となり、7年ぶり低水準にとどまった。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●9月利上げの地合い完璧に整う

<フォートピット・キャピタルグループ(ピッツバーグ)のシニア株式調査アナリスト、キム・フォレスト氏>

米連邦準備理事会(FRB)が9月に利上げを実施するにあたり、すべてが完璧に整った感じだ。FRBは指標を注視する姿勢を全面的に打ち出しているため、今後30日間に著しく悪い指標が出てこない限り、利上げに踏み切る公算が大きい。

労働時間が増えたことは、企業が労働力をより多く使っていることを示しており、これは一般的に雇用増の前触れと考えられている。

●9月利上げ軌道に乗っている

<ステュアート・フランケルの共同プレジデント、アンドリュー・フランケル氏>

米連邦準備理事会(FRB)が来月にも利上げを実施する軌道に乗っていることをあらためて確認させる結果だった。

FRBは確実に短期的に行動を起こすとの考えを変えるものではなかった。

●方向感分からず失望誘う、利上げ予想後ずれへ

<ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートの国際市場戦略部門責任者、ポール・クリストファー氏>

方向感を依然として見定めようとしている向きにとって、失望を誘う内容となった。労働市場の改善傾向は引き続き続くものの、米連邦準備理事会(FRB)がどの程度早急に動くのかについて、新たな手掛かりを与える内容とは言えない。

今回の統計が異常なほど堅調なものでなく、市場予想に沿う内容だったため、市場関係者は他の指標を注視する必要がある。

現時点で、市場の利上げ開始時期予想は12月まで後ずれする方向に傾きつつあるようだ。

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