August 19, 2015 / 7:48 PM / 5 years ago

米FOMC議事要旨:識者はこうみる

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が19日、7月28─29日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。

 8月19日、米FRBが7月28─29日開催のFOMC議事要旨を公表した。写真はイエレン議長。ワシントンで昨年2月撮影(2015年 ロイター/Mary F. Calvert)

インフレ上昇の遅れや、弱含む世界経済に、メンバーが引き続き懸念を表明したが、労働市場の改善に伴い、利上げ時期にやや近づいた状況だったことが分かった。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●9月利上げの手掛かりつかめず

<ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の外為ストラテジスト、ブライアン・デインジャーフィールド氏>

今回の議事要旨では、FRBが9月の次回会合で利上げに踏み切るのか、踏み切らないのか、はっきりした手掛かりはつかめなかった。

このためにドルが売られる展開となった。

●9月利上げの確率は良くて五分五分

<ウェルズ・キャピタル・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、マーガレット・パテル氏>

声明で中国への言及があったことは注目に値する。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は通常、米国の経済情勢について取り上げ、他国の経済状況にそれることはないからだ。

世界成長が弱含む兆候に、米連邦準備理事会(FRB)が極度に敏感なことを示しており、インフレ率が目標の2%に近づかなければ、低失業というだけで、利上げを正当化するのは難しいだろう。何も行わないことや、金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げることを正当化する材料を、FRBが指標のなかに見出すのは容易でない。

9月利上げの確率が良くて五分五分という私の見方が裏付けられた。

●まちまち、予想ほどタカ派的でない

<ウェドブッシュ証券の株式トレーディング担当マネジング・ディレクター、マイケル・ジェームズ氏>

内容はまちまちだった。一部のハト派が予想していたほどタカ派的ではなかった。

同FOMC前はFRBは9月に利上げを開始する公算が大きいとの見方が強かったが、(議事要旨では)一部メンバーが利上げを実施するにふさわしい状態に近づいているとの認識を示した一方で、利上げを躊躇する意見もあったことが分かった。

こうして幾分まちまちの見解が示されたこと、さらに9月に利上げが実施されない可能性があることは、株式市場にとりプラス要因となる。

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