for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

FRB議長、景気回復に「著しい不確実性」:識者はこうみる

[16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は16日、公聴会で半期に一度の議会証言を行った。米経済については、新型コロナウイルス流行が制御されていると米国民が考えなければ、完全に回復しないだろうという見解を示した。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は16日の議会証言で、米経済について、新型コロナウイルス流行が制御されていると米国民が考えなければ、完全に回復しないだろうという見解を示した。ワシントンで2月撮影(2019年 ロイター/YURI GRIPAS)

市場関係者のコメントは以下の通り。

●資産規模より低成長とディスインフレを懸念

<トゥルーイスト/サントラスト・アドバイザリー・サービシズ(フロリダ州)の債券戦略担当ディレクター、アンドリュー・リッチマン氏>

FRBは対応の準備を整えており、極めて緩和的な政策を維持すると改めて強調した。

バランスシート規模に関しては懸念していないようだ。FRBは現時点では経済成長の停滞とディスインフレをより大きく懸念しているようにみえる。

●なだらかなU字回復想定

<ウィズダムツリー・アセットマネジメント(ニューヨーク)の債券戦略部長、ケビン・フラナガン氏>

パウエル議長は景気回復の不確実性と景気の底入れという2つの側面に言及している。FRBはなだらかなU字回復を想定しており、私も同意見だ。最悪期は過ぎたもようだが問題は解決していないという言葉から、経済がわずか3カ月で新型コロナウイルス禍以前の水準に回復するとはみていないことがうかがえる。

パウエル議長の発言は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)からさほど変わっていない。

●マイナスのニュースに備え呼び掛け

<ブロンソン・メドウズ・キャピタルマネジメント(コネチカット州)のプレジデント、オリバー・パーシェ氏>

パウエル議長の発言の中で最も重要だったのは、FRBが第2・四半期の経済成長率は著しく低下すると予想していると思い返させたことだった。

見通しの改善が続く中でも、市場や投資家に対しマイナスのニュースに備えるよう呼び掛けた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up