[31日 ロイター] - 米半導体大手インテルは31日、社員および役員の給与を大幅に引き下げたと発表した。同社は先週、パソコン(PC)市場の低迷やシェア低下を背景に市場予想を下回る業績見通しを示した。
関係者によると、削減幅は中堅社員の基本給が最小の5%で、パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は最も大きい25%となる。時間給で働く従業員の給与は削減対象にならないという。
このほか、バイスプレジデントは10%、CEO以外の最高幹部は15%カットされる。
また、確定拠出年金(401k)の従業員の掛け金に対する会社側のマッチング拠出の比率を5%から2.5%に引き下げ、能力に応じた昇給と四半期ごとの成果連動型賞与を停止した。
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