[22日 ロイター] - 米半導体大手インテルは22日、四半期配当を1株当たり0.125ドルに引き下げると発表した。前回の配当から66%減額し16年ぶりの低水準となる。大規模な設備投資も控えるとした。
パソコンやデーターセンター向け半導体需要が鈍化する中、資金を節約する。
パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)はアナリストとの会見で、第4・四半期もマクロ環境の悪化が続き、フリーキャッシュフローが下振れたと説明した。新規の製造装置や生産設備への数百億ドル規模の投資を控えると述べた。
クレディ・スイスのアナリスト、クリス・ケイソー氏は「痛みを伴うが、これは生産計画に必要な資金を確保するために必要な措置だった」と指摘した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」