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米インテル共同創業者のムーア氏死去、「ムーアの法則」提唱

 米半導体大手インテルの共同創業者で「ムーアの法則」の提唱者として知られるゴードン・ムーア氏が24日、米ハワイ州の自宅で死去した。写真は米ネバダ州ラスベガスで2015年1月に行われた家電IT見本市「CES」でのインテル基調講演でプロジェクターで投影されるムーア氏(2023年 ロイター/Rick Wilking)

[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米半導体大手インテルの共同創業者で「ムーアの法則」の提唱者として知られるゴードン・ムーア氏が24日、米ハワイ州の自宅で死去した。94歳。インテルと同氏の親族が運営する財団が発表した。

1968年にロバート・ノイス氏とインテルを立ち上げ、3番目の社員として入社したアンディー・グローブ氏とともに、同社を世界最大の半導体企業に育てた。同社製プロセッサーは世界のパソコンの8割以上に搭載されるに至った。

ムーア氏は65年の寄稿で、集積回路(IC)が発明されて以来、技術の進歩により半導体の集積度が毎年約2倍になっていると指摘。これがムーアの法則と呼ばれるようになった。その後、毎年から2年ごとに修正された。

ムーア氏は米サンフランシスコ生まれでカリフォルニア工科大学で博士号を取得。ショックレー半導体研究所でノイス氏に出会い、同氏らと57年にフェアチャイルドセミコンダクターを設立、インテル創業につながった。

インテルでは79年から87年まで最高経営責任者(CEO)兼会長を務め、97年まで会長職を続けた。

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