[17日 ロイター] - 米半導体大手インテルは17日、デスクトップ向け独立型グラフィックスチップの発売を第2・四半期に延期すると発表した。ノート型パソコン向けは予定通り第1・四半期にリリースされるという。
半導体メーカーは、部品不足や世界的なサプライチェーン(供給網)問題に直面する中、需要急増への対応に苦戦している。
インテルは昨年8月、パソコン向けグラフィックスチップ「Arc」を2022年第1・四半期に発売すると発表していた。
インテルは17日の年次投資家会議前に、OEM(相手先ブランド製造会社)が第1・四半期にArcを搭載したノート型パソコンを発売していると明らかにした。
デスクトップ向けは第2・四半期に、ワークステーション向けは第3・四半期までに出荷するとした。
インテルの製品はエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)と競合することになる。
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