[エルサレム 2日 ロイター] - 米半導体大手インテルは2日、イスラエルでの研究開発(R&D)拡充に6億ドル追加投資する方針を示すとともに、新工場への100億ドルの投資を確認した。
インテルは、4億ドル投じて傘下モ-ビルアイのエルサレムの本社を自動運転技術開発の一大拠点とし、2億ドルは北部の港湾都市ハイファの新R&Dセンター「IDC12」建設に振り向ける。
インテルはここ数年、モービルアイなどイスラエルのハイテク企業3社を買収している。
2月に就任したばかりのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は、初の欧州歴訪の一環でイスラエルを訪問、インテルの現地法人やモービルアイの幹部と会ったほか、ネタニヤフ首相に面会した。2日に発表した声明でゲルシンガー氏は「インテルとイスラエルの今後数十年にわたる活力ある未来」を予想した。
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