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韓国SKハイニックス、インテルNAND事業買収の第1段階完了

 12月30日、韓国の半導体大手SKハイニックスは、米同業インテルのNAND型フラッシュメモリー事業買収計画の第1段階を完了したと発表した。中国を含む8カ国の規制当局から承認を得た。写真は同社のロゴマーク。2016年4月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 30日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックスは30日、米同業インテルのNAND型フラッシュメモリー事業買収計画の第1段階を完了したと発表した。中国を含む8カ国の規制当局から承認を得た。

SKハイニックスは買収総額90億ドルのうち70億ドルを支払う。

昨年に合意されたこの取引により、インテルはより高度な技術を採用し収益性の高い「Optane(オプテイン)」メモリー事業に専念する。

NANDメモリーチップの生産能力拡大を目指すSKハイニックスにとってはこれまでで最大の買収となる。

同社の朴正浩・副会長兼共同最高経営責任者(CEO)は、この買収によりSKハイニックスのNAND型フラッシュメモリー事業は世界トップレベルに入る転換期を迎えると述べた。

米カリフォルニア州サンノゼを拠点とする子会社「Solidigm」が、新たに買収したソリッド・ステート・ドライブ(SSD)事業の運営を手掛ける。

SKハイニックスの李錫熙・共同CEOが子会社の執行会長に、インテルの元上級副社長ロブ・クルック氏がCEOに就任するという。

買収の第2段階は残りの20億ドルの支払いとともに2025年3月以降に完了する見込み。知的財産や人員を含むNAND事業の残りの資産を取得する。

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