April 25, 2019 / 9:46 PM / a month ago

インテル、通年予想引き下げ 中国データセンター向け軟調

[25日 ロイター] - 米半導体大手インテル(INTC.O)が発表した第1・四半期決算は、中国の需要が予想より軟調だったことが響き、データセンター向けの売上高が市場予想を下回った。通年の売上高見通しも引き下げたことを受け、株価は時間外取引で一時7.5%下落した。

 4月25日、米半導体大手インテルが発表した第1・四半期決算は、中国の需要が予想より軟調だったことが響き、データセンター向けの売上高が市場予想を下回った。ロサンゼルスで昨年6月撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

第1・四半期決算は、純利益が39億7000万ドル(1株当たり0.87ドル)と、前年同期の44億5000万ドル(同0.93ドル)から減少。一時項目を除く1株利益は0.89ドルと、アナリスト予想の0.87ドルを若干上回った。

売上高も全体では予想を若干上回ったが、データセンターグループ部門の売上高は6.3%減の49億ドル。在庫調整を進める中国の顧客の需要が軟調だったことが響いた。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は51億ドルだった。

クライアント・コンピューティング部門の売上高は4.45%増の85億9000万ドルと、ファクトセットがまとめた予想の83億8000万ドルを上回った。

ムーア・インサイツ・アンド・ストラテジーのパトリック・ムーアヘッド氏は「インテルが期待していた今年後半のデータセンターの回復は実現しないように見える」と指摘した。

インテルのボブ・スワン最高経営責任者(CEO)はインタビューで、中国の顧客が昨年、米中貿易摩擦に絡む関税や供給不足への懸念からデータセンター向けチップを余分に購入したのは「間違いない」との見方を示した。その上で、余剰分は第4、第1・四半期に消化するとの見立てだったが、想定通りに進んでおらず、もう1四半期かかりそうだと語った。

サスケハナ・フィナンシャル・グループのアナリスト、クリストファー・ローランド氏は、インテルは中国の問題を指摘しているが、注文状況にはほぼ全てのエンドマーケットで弱さが見られると述べた。

インテルは今年の売上高見通しを690億ドルとし、1月に示した715億ドルから引き下げた。

スワンCEOは「市場環境は下期に改善すると予想しているが、通年業績について慎重にみている」と指摘。インテルが見通しを引き下げたことで、業界全体の減速が年末まで継続する可能性があるとの懸念が高まった。

第2・四半期の見通しは売上高が156億ドル、1株当たりの利益が0.89ドルとした。アナリスト予想はそれぞれ168億5000万ドル、1.01ドルだった。

インテルは今月、次世代通信規格「5G」に対応するスマートフォン用通信半導体事業から撤退すると発表した。

スワンCEOはこれに関連し、4G通信半導体の出荷は継続すると述べた。

*内容を追加しました。

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