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インテルがソフトバンク傘下の投資会社提訴、特許買い集めと批判

10月21日、米半導体大手インテルは、ソフトバンクグループ傘下の投資会社が特許権を買い集め、ハイテク企業を次々に訴えている行為は反トラスト法(独占禁止法)に違反している、とカリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した。写真はインテルのロゴ。ロサンゼルスで2018年6月撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[22日 ロイター] - 米半導体大手インテルINTC.Oは21日、ソフトバンクグループ9984.T傘下の投資会社が特許権を買い集め、ハイテク企業を次々に訴えている行為は反トラスト法(独占禁止法)に違反している、とカリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した。

インテルが訴えた相手は、フォートレス・インベストメント・グループで、ソフトバンクが2017年に33億ドルで買収。フォートレスはこれまでに1000件を超える米国のハイテク関連特許を購入している。

訴状によると、フォートレスやその関連企業は、インテルが2011年以降に製造した全てのプロセッサについても、自分たちがNXPセミコンダクターズNXPI.Oから取得した特許を侵害していると提訴していた。

インテルは「フォートレスや同社が所有ないし経営権を持つ(企業)の網の目による反競争的な特許侵略の動きに歯止めをかけるために今回の訴えを起こした」と説明した。

ソフトバンクはコメント要請に応じていない。

フォートレスのマネジングディレクター、ゴードン・ランテ氏は声明で、「当社のビジネス慣行や法的見解に自信を持っており、今回の訴訟に価値はないと考えているが、訴訟に関する詳細についてはコメントしない」とした。

*カテゴリーを修正して再送します。

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