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ブルックフィールド、インター・パイプライン買収条件引き上げ

 6月2日、投資会社ブルックフィールド・インフラストラクチャー・パートナーズは、カナダの石油・ガスパイプライン会社インター・パイプラインへの敵対的買収提案を84億8000万カナダドル(70億2000万米ドル)に引き上げた。写真はカナダの旗。ケベック州で2010年2月撮影(2021年 ロイター/Mathieu Belanger)

[トロント 2日 ロイター] - 投資会社ブルックフィールド・インフラストラクチャー・パートナーズは2日、カナダの石油・ガスパイプライン会社インター・パイプラインへの敵対的買収提案を84億8000万カナダドル(70億2000万米ドル)に引き上げた。インター・パイプラインに対しては、カナダの同業ペンビナ・パイプラインが83億カナダドルでの買収を提案し、インターの取締役会はこれを支持している。

ブルックフィールドは買収条件を、インター株1株当たり3.25カナダドル引き上げ19.75カナダドルとした。ペンビナが1日に提示した買収条件を0.30カナダドル上回った。

ブルックフィールドの最新の条件は1株あたりの価格が1日の終値を4.4%上回り、74%が現金。ペンビナの条件は株式交換方式で現金は含まれていない。

ブルックフィールドの買収がまとまればカナダの石油・ガス業界では4年ぶりの大規模案件になるとセイヤー・エナジー・アドバイザーズは指摘する。

リフィニティブIBESによると、ブルックフィールドはインター株9.75%保有する筆頭株主。ブルックフィールドは、インターの取締役会が、自社より低いペンビナの条件を支持するという受託者責任が欠如した姿勢に失望を示し、インター株主に直接、株式売却を提案する方針を示した。

インターの長年の株主は、経済情勢が不透明なことを踏まえ、投資家は現金を含むブルックフィールドの提案を支持するとみている。

あるインターの従業員によると、ペンビナは1億5000万─2億カナダドルのコスト削減の方針を示しており、従業員の間で雇用を心配する声が出ているという。

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