[16日 ロイター] - 著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社、バークシャー・ハザウェイは16日、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズの株式86億ドル相当、米石油大手シェブロンの株式41億ドル相当を、それぞれ新たに取得したことを明らかにした。
2020年12月末時点の株式保有状況を報告する規制当局への提出文書で公表した。
プロフェッショナルサービスを手掛けるマーシュ・アンド・マクレナンの株式4億9900万ドル相当も新たに取得した。
バークシャーはここ5年ほど大型の企業買収を行っておらず、キャッシュポジションは昨年9月末時点で1457億ドルに上っていた。
ベライゾン、シェブロン、マーシュへの投資は昨年第3・四半期までに開始していたが、公表を遅らせることを米証券取引委員会(SEC)が許可していた。
SECは過去にも、バークシャーが株式取得を終えるまでに他の投資家が便乗して株価が上昇するのを防ぐため、バークシャーに保有株の公表先送りを何度か認めている。
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