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サウジ国王が3月12‐15日に来日、アラムコIPO勧誘も
2017年2月24日 / 09:25 / 10ヶ月前

サウジ国王が3月12‐15日に来日、アラムコIPO勧誘も

[東京 24日 ロイター] - サウジアラビアのサルマン国王が、3月12日から15日まで4日間の日程で来日する。日本政府が24日に発表した。13日には安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相らと会談し、脱石油依存を掲げるサウジに対する経済協力プランなどについて議論する見通し。日本側は、2018年にも株式上場を目指す国営石油会社サウジアラムコの東京証券取引所への上場を勧誘したいとの声が浮上している。

 2月24日、サウジアラビアのサルマン国王が、3月12日から15日まで4日間の日程で来日する。日本政府が同日に発表した。写真はリヤドで1月撮影(2017年 ロイター)

サウジ国王の来日は46年ぶり。サルマン国王は3月上旬にインドネシアに訪問。その後、東京に滞在する予定。随行要員は1500人規模とみられている。

天皇陛下はサルマン国王を宮中午餐会(ごさんかい)にお招きする予定で、14日開催で調整中。

安倍首相や麻生副総理らとの会談は、13日夕で日程を調整しているという。その後、首相主催の夕食会も開催される見通し。

日本とサウジは昨年10月、経済協力などを話し合う「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ」の初会合をサウジで開催。世耕弘成経済産業相らが出席し、貿易、投資、文化・スポーツなど幅広い分野での協力を掲げた。

特にエネルギー分野では、共同備蓄や石油技術、省エネルギー・再生可能エネルギー、原子力、石油・天然ガス開発、高効率火力発電、送変電システムなど幅広い協力対象を列挙した。今回は原子力を除く多くの分野で議論する公算が大きい。

複数の政府関係者は、サウジ側の関心が高い医療システムにおける日本側の協力も、話題の1つに浮上しそうだと述べている。

両国間の協力のあり方では、サウジが政府開発援助(ODA)対象国ではないため、日本からサウジへの協力は「基本は民間ベース」(政府・与党関係者)との声も政府内にある。

アラムコのIPOをめぐっては、シンガポールや香港などのアジア勢ばかりでなく、NY証券取引所も強い意欲を持っていると見られ、激しい「誘致合戦」が展開される可能性がある。

複数の関係筋によると、日本側は麻生財務相がサルマン国王と会談する機会に東京証券取引所へのIPOを提案することも検討されているもようだ。

竹本能文、編集:田巻一彦

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