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イラン大統領選、保守強硬派ライシ師の勝利濃厚 投票率低迷も

[ドバイ 18日 ロイター] - イランで18日、ロウハニ大統領の任期満了に伴う大統領選が行われる。保守強硬派のライシ司法府代表の勝利が濃厚となっている。ただ、経済制裁による国内経済の混乱で国民の不満は根強く、投票率の低迷も予想される。

米国による経済制裁の影響で、国内では物価が上昇し失業率も悪化、貧困に苦しむ人が増えている。アナリストは、今回の大統領選がこうした危機に対する指導者の対応を問う投票になると指摘する。

保守強硬派のライシ師が勝利すれば、ロウハニ氏の現実路線の政権が終わりを迎えることになる。

ただ、イラン政府関係者は、核合意の復活と厳しい経済制裁の解除に向けた取り組みが中断することはないと考えている。

ある高官は「ライシ師の主要課題は経済だ。国の経済的な痛みを癒やすことができなければ、抗議活動は避けられないだろう」と指摘する。

ライシ師自身も核合意の立て直しに向けた取り組みを支持すると表明している。ただ、強い政府のみが核合意を復活させることができると主張している。

ライシ師の主要対抗馬であるヘンマティ前中央銀行総裁は、強硬派が勝利すれば制裁がさらに強化されると指摘。米政府がイランと「積極的な共存」姿勢を堅持するなら、米国と協議をすることが可能だと選挙戦で強調した。

イランの最高指導者ハメネイ師は16日の国営テレビで演説し、必ず投票するよう訴えた。多くの国民が投票すれば、海外からの圧力に対抗できる力強さを示すことができると強調した。

ただ、世論調査によると投票率は約41%と、前回の水準を大きく下回る可能性がある。

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