[アブダビ 25日 ロイター] - サッカーのイラン代表を指揮するカルロス・ケイロス監督は、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のアジア・カップ(杯)で4強入りを果たしたが、イランが優勝の有力候補との見方を否定した。
イランは、準々決勝でマルチェロ・リッピ監督率いる中国に3─0と快勝した。今大会はここまで5試合無失点と下馬評を覆す成績で勝ち上がり、最後にアジア王者に輝いた1976年以降、5回目の準決勝進出を果たした。28日にアルアインで行われる準決勝で日本と対戦する。
ケイロス監督は準々決勝の試合後、報道陣を前に「今大会の優勝候補は日本、韓国、オーストラリア。われわれが有力候補と評価されるのはおこがましい」と発言。今後「大きなサメ」がイランを待ち受けると表現し、「さらに頑張らなければならない」とも述べた。
日本との戦いに向けては「中国相手にやったことは通じない。確実にプレーを向上させていく必要がある」と気を引き締めた。