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イランの核燃料製造にかかる期間、数週間に短縮も=米国務長官

米国のブリンケン国務長官は7日、イランに2015年核合意の履行再開に向けた用意があるかどうかはまだ分からないとした上で、イランが核合意に違反し続ければ、「ブレークアウトタイム」(核兵器1個分の核燃料の製造にかかる期間)は数週間に短縮されると述べた。写真はイラン中部ナタンツのウラン濃縮施設。2006年3月撮影(2021年 ロイター/Raheb Homavandi)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米国のブリンケン国務長官は7日、イランに2015年核合意の履行再開に向けた用意があるかどうかはまだ分からないとした上で、イランが核合意に違反し続ければ、「ブレークアウトタイム」(核兵器1個分の核燃料の製造にかかる期間)は数週間に短縮されると述べた。

米議会で「核合意再建に向けて必要なことを行う意思と用意がイランにあるのかは依然として不明」と指摘。「一方で、イランの核開発プログラムは急速に進んでおり、長期間にわたればそれだけブレークアウトタイムが短期化していく。公的な報告書によれば、すでに数カ月となっており、このまま行けば数週間になるだろう」とした。

イラン核合意の再建に向けウィーンで4月から断続的に実施されていた協議は5回目が2日に終了。10日から6回目が開始される見通しだが、確定しているわけではない。

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