May 10, 2018 / 2:45 AM / 6 months ago

米のイラン核合意離脱、サウジなどアラブ諸国に恩恵も

 5月10日、原油相場が急伸する中、トランプ米政権のイラン核合意からの離脱方針により、サウジアラビアを中心とするアラブの大国が経済・政治面で恩恵を受ける見込みだ。写真はサウジ東部にあるサウジアラムコの石油関連施設。同社からの提供写真(2018年 ロイター)

[ドバイ 9日 ロイター] - 原油相場が急伸する中、トランプ米政権のイラン核合意からの離脱方針により、サウジアラビアを中心とするアラブの大国が経済・政治面で恩恵を受ける見込みだ。

外交筋によると、サウジは2014年、供給過剰下で原油相場下落を容認する姿勢を示した。背景には、対立するイランの収入が原油安で減少し、サウジとの代理戦争につぎ込む資金が抑制されることがあったという。ただ、サウジ経済にも打撃が及ぶ痛みを伴う選択だった。

ただ、サウジは現在、理想的な状況に直面している。米国のイラン核合意離脱は恐らくイランの原油収入を押し下げ、ペルシャ湾岸諸国の間でエネルギー輸出を拡大する余力が生まれるからだ。

アブダビ・コマーシャル銀行の主任エコノミスト、モニカ・マリク氏は、巨額の財政赤字を抑制しつつ、雇用と新産業を創出するサウジの改革プログラムが恩恵を受ける可能性があると指摘した。

アラブ首長国連邦(UAE)の経済当局者も、米国のイラン核合意離脱決定は原油輸出が重要なアラブ諸国経済に追い風になるかもしれないと語った。

アナリストによれば、イランの原油生産は日量約380万バレルから30万─100万バレル減少する可能性がある。

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