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イラン当局、IAEA査察の期限終了と指摘 延長可能との見方も

 5月23日、イランのガリバフ国会議長は23日、国際原子力機関(IAEA)による査察を暫定的に3カ月間受け入れる合意は期限を迎えたため、一部核施設の監視カメラのデータは引き渡しできなくなると表明した。写真は3月1日、ウィーンで撮影(2021年 ロイター/Lisi Niesner)

[ドバイ 23日 ロイター] - イランのガリバフ国会議長は23日、国際原子力機関(IAEA)による査察を暫定的に3カ月間受け入れる合意は期限を迎えたため、一部核施設の監視カメラのデータは引き渡しできなくなると表明した。

イラン核合意再構築を巡る米イランの間接交渉の行方が一段と不透明になった。

イランは2月に、核合意に基づくIAEAへの協力を段階的に縮小するものの、その影響を和らげるために3カ月間は必要な査察を受け入れることで合意した。

IAEAのグロッシ事務局長は期限延期に向け、イランと交渉を進めている。グロッシ氏は23日に記者会見を予定していたが、IAEAは同氏が依然、イランと協議しており、24日午前に会見を延期すると発表した。

イランの国営テレビによると、ガリバフ議長は「3カ月間の合意終了に伴い、IAEAは22日から、合意対象の核施設内のカメラで収集したデータを入手できなくなる」と指摘。

国営テレビはまた、イラン国家安全保障最高評議会の匿名の当局者の話として、「条件付き」でIAEAとの合意が1カ月間延期される可能性があると伝えた。

当局者は「1カ月延長され、この期間中に主要国がイランの法的要求を受け入れれば、データはIAEAに引き渡される。そうでなければ、データは完全に削除される」と述べた。

米イランの間接交渉で仲介役を担う欧州の外交担当者は先週、IAEAとイランの合意期限が延長されなければ同交渉が危機的状況に陥ると警告。交渉は今週、ウィーンで再開される予定。

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