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イランがウラン濃縮拡大、監視カメラ停止 IAEAは非難決議採択

6月8日、 国際原子力機関理事会は、イランに対する非難決議を賛成多数で採択した。写真はイラン国旗。ウィーンのIAEA本部で2021年3月撮影(2022年 ロイター/Lisi Niesner)

[ウィーン/ドバイ 8日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)理事会は8日、イランに対する非難決議を賛成多数で採択した。一方、イランは地下核施設でのウラン濃縮をさらに拡大しており、IAEAの監視カメラ2台を停止すると発表した。

決議案は米国、ドイツ、フランス、英国が提出。イランの未申告施設でウランの痕跡が検知された問題を巡り、同国が完全な回答をしていないことに深い懸念を示した。35カ国で構成する理事会で決議に反対したのは、ロシアと中国のみだった。

イランはこれより先、ウラン濃縮度測定装置を撮影するカメラの停止を発表。国営テレビは「イランの協力にIAEAは感謝しないばかりか義務だと考えている。きょうから関連当局が監視カメラの停止を命じた」と伝えた。

ただ、IAEAはこれらのカメラが記録したデータに1年以上アクセスできておらず、イラン側が保管しているデータを将来的に入手したい考えだ。

一方、IAEAは加盟国へのリポートで、イランがナタンズの地下核施設で複数の高性能遠心分離機「IR6型」からなる「カスケード」を設置し始めたと報告した。同様のカスケードをさらに2つ設置する方針も通知してきたという。

2015年核合意では、イランがナタンズで使用できるのは「IR1型」に限られている。

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