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イラン最高指導者、核合意巡り「行動」要求 関係国が対応協議へ

 イランの最高指導者ハメネイ師は2月17日、同国を巡る2015年核合意について、関係各国からの「言葉ではなく行動」を望むと表明した。提供写真(2021年 ロイター)

[ドバイ 17日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は17日、同国を巡る2015年核合意について、関係各国からの「言葉ではなく行動」を望むと表明した。

ハメネイ師はテレビ演説で「われわれは多くの立派な言葉や約束を聞いているが、それらは実際には破られ、反対の行動が取られてきた。言葉や約束は少しも良くない。今回、(われわれは望んでいるのは)他国からの行動のみであり、われわれも行動するだろう」と述べた。

バイデン大統領はこれまで、2018年にトランプ前政権が離脱した核合意について、まずイランが再び厳守すれば復帰する意向を示している。一方、イランは米国が最初に行動すべきだとしている。

イランはここ数カ月、核合意違反を加速させており、16日には国際原子力機関(IAEA)による未申告の核施設への抜き打ち査察が23日から停止されることも明らかになった。

フランス外務省によると、欧州の関係国と米国は18日にこうした問題について協議する予定だという。

IAEAのイラン特使は17日、グロッシ事務局長が20日にイランを訪れ、イラン側の方針を巡り話し合うと述べた。

ドイツのメルケル首相はこの日、ハメネイ師と電話会談を実施。首相報道官によると、核合意を再び完全に順守するよう呼び掛け、「今こそ信頼を醸成し、外交的な解決の可能性を高めるためプラスのシグナルを送る時だ」と伝えた。

米国務省のプライス報道官は記者会見で、イランがIAEAによる抜き打ち査察を停止する予定であることは認識しているとし、「米国とパートナー国が強調してきた通り、イランはこうした動きを反転させル必要がある。外交への道はまだ残されている」と述べた。

*内容を追加しました。

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