August 27, 2018 / 4:35 PM / 3 months ago

イラン、米制裁の停止要求 国際司法裁で審理始まる

[ハーグ 27日 ロイター] - トランプ米政権がイラン核合意離脱後に制裁を発動したのは二国間条約に違反するとして、イランが国際司法裁判所(ICJ)に提訴した訴訟の審理が27日始まり、イラン側は制裁の停止を求めた。

審理開始に当たり、ICJの判事は米国に対し判決内容を尊重するよう求めた。過去の裁判では両国がICJの出した判決を無視することもあった。

イラン側の代理人は、米国の対イラン制裁が1955年に両国が締結した友好経済関係領事権条約に違反すると主張。「米国はイランの経済や国営企業に可能な限り打撃を与えることを狙った政策をあからさまに広めている」と非難した。

ポンペオ米国務長官は、訴訟について「国家の安全保障を防衛するために必要な制裁の再発動など、合法的な対応を取る米国の主権を妨害する試みだ」と反発している。

ICJは国際紛争を解決する役割を担う国連の司法機関で、その判断内容に法的拘束力はあるが、実行を強制する権限はない。

判決は1カ月以内に下される見通しだが、日程は決まっていない。

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