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イランの原油輸出、9月は増加傾向=タンカー追跡会社

[ロンドン 25日 ロイター] - イランの原油輸出は、米国からの制裁措置にもかかわらず、9月は急増している。タンカー・トラッカーズなど、タンカー追跡サービス会社3社のデータで明らかになった。

データによると、イランの原油輸出は日量40万─150万バレルに減少しているが、9月の輸出量は急激に伸びていることを示すなど、調査の難しさも表れている。

タンカー・トラッカーズの共同創立者、サミール・マダニ氏は、ロイターに対し「現時点で、イランの原油輸出は増加傾向にある。今月はこれまでに、原油とコンデンセート(超軽質原油)を合わせ、日量150万バレル近くになっている」と説明した。

タンカー・トラッカーズのデータによると、輸出量は8月の2倍で、このうちコンデンセートが約11%だった。

船積みと貯蔵状態を追跡する同社のデータでは、同国の輸出分の約半数が船舶間での移送を通じて、外国船に引き取られていることを示す。これにより、最終的な仕向け地を確認することが困難となっている。

また、石油業界の関係者によれば、イラン産原油を積載するタンカーは備え付けのAIS(船舶自動識別装置)の信号を時々、オフに切り替え、その後に航行を続けてから再びオンにするという。これも追跡を難しくしている要因だ。

タンカー・トラッカーズ以外の2社も、9月のイラン原油輸出が増加したとみている。

2社のうち1社は、9月は少なくとも日量10万バレル増の40万バレルとみている。追跡会社ケプラーによると、輸出量が10万バレルに落ち込んだ、今年5月の低水準を大幅に上回る水準だ。

イラン石油省は、輸出量に関し、ロイターへのコメントはしていない。

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