January 13, 2020 / 5:29 PM / 3 days ago

トランプ氏、切迫した脅威は「問題でない」 イラン司令官殺害で

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を無人機攻撃で殺害したことについて、米国にとって差し迫った脅威があったと強調する一方、同司令官の過去の行いからすると、それは重要な問題ではないと述べた。

トランプ米大統領は13日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を無人機攻撃で殺害したことについて、米国にとって差し迫った脅威があったと強調する一方、同司令官の過去の行いからすると、それは重要な問題ではないと述べた。オハイオ州トレドで10日撮影(2020年 ロイター/JONATHAN ERNST)

トランプ氏は「フェイクニュース(偽ニュース)メディアとその仲間である民主党はテロリストのソレイマニによる予想される攻撃が『差し迫った』ものだったか、私のチーム内で意見が一致していたかどうかを判断するのに必死になっている」とツイッターに投稿。

「答えはともに強くイエスだ。だが、(ソレイマニ氏の)おぞましい過去を考えると、それは全く問題ではない」と訴えた。

米政権当局者はバグダッドでの司令官殺害を受け、駐イラク外交官などへの切迫したリスクを理由に攻撃に踏み切ったと主張。民主党や一部の共和党議員は攻撃の正当性に疑義があるとし、詳細な説明も受けていないと非難している。

民主党のクリス・マーフィー上院議員はツイッターへの投稿で「差し迫った攻撃への防衛でない限り、議会の承認なしに他国に軍事行動を起こすことはできない」と強調。

「違法な行動だったことが明白になった。米国の安全も損ねた」と述べた。トランプ氏が7カ月前に司令官殺害を許可したとの米NBCの報道にも言及した。

一方、上院共和党トップのマコネル院内総務は13日、民主党は「国内政治上の不満によって世界情勢に関する判断が汚されている」と批判。トランプ氏の「果敢な行動」を称賛した。

「米国は中東で一定の抑止力を回復したようだ。これを台無しにしてはならない」と語った。

民主党や一部の共和党議員は、米憲法の規定では他国との宣戦布告の権限は議会にあるとして、この権限をホワイトハウスから取り戻すために上下院とも行動するよう呼び掛けている。

民主党が多数派を占める下院は前週、イランに対するトランプ大統領の軍事行動を制限する決議案を可決。

同様の決議案が上院に提出されており、マコネル氏は審議が「すぐに」始まるとしたうえで、強力に反対する考えを示した。

一方、上院民主党トップのシューマー院内総務は、トランプ氏の外交政策は「一貫性に欠き、衝動的で、長期的な結果に考えが至っていない」と批判。ソレイマニ司令官殺害によって米国の安全が損なわれたとし、対イラン軍事行動を制限する決議案への支持を訴えた。

*内容を追加して再送します。

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