December 30, 2019 / 5:22 PM / a month ago

イラク軍幹部、米軍の空爆に「強い報復」

[バグダッド 30日 ロイター] - イラクのシーア派民兵組織「人民動員隊」(PMF)の司令官は、米軍による空爆に対して強い報復があると警告した。

米当局によると、米軍は29日、イラク北部の基地がロケット弾で攻撃を受け米国人が死傷したことへの報復措置として、イラクの武装組織「カタイブ・ヒズボラ」のイラクとシリアの拠点を空爆した。

イラクの治安部隊や軍の関係筋によると少なくとも25人が死亡、55人が負傷した。

PMFの司令官は「殉死者の血は無駄にはならない。在イラク米軍にとって非常に厳しい報復をする」と述べた。司令官の名前はジャマル・ジャーファル・イブラヒミ氏。アブ・マハディ・アル・モハンデスとの偽名で知られている。PMFを支援するイランは攻撃について、「テロ」として強く非難すると述べた。

モハンデス氏はイランとのつながりも強い。カタイブ・ヒズボラの元指揮官であり、創設者でもある。

イラクの治安部隊の関係筋は30日、イラク北部ニネベ州に駐留する米軍が前夜から警備を強化し、米軍が率いる連合軍の航空機がモースルとケイヤラの基地上空を周回していると話した。

イラクの主要同盟国である米国とイランの関係は、昨年にトランプ米大統領がイラン核合意から離脱し対イラン制裁を再開して以降、緊張が高まっている。制裁によってイラン経済は低迷している。

PMFは国土の3分の1を支配した過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いを通してイラクの治安部隊を強化する役割を果たし、ISの拠点奪還に貢献した。その後、イラクの正式な治安部隊に組み込まれた。政治的影響力も大きい。

空爆についてイラク政府からすぐにはコメントがなかった。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below