July 19, 2019 / 5:59 AM / 5 months ago

アイルランド首相、次期英首相の国境問題巡る提案次第で譲歩も

 7月18日、アイルランドのバラッカー首相(写真)は、英国の欧州連合(EU)離脱後のアイルランド国境問題について、次期英首相が物理的な国境を復活させないために示す代替案に耳を傾ける用意があると述べ、自身の意図に合致する内容ならば譲歩する可能性を示した。ブリュッセルで6月撮影(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

[ダブリン 18日 ロイター] - アイルランドのバラッカー首相は18日、英国の欧州連合(EU)離脱後のアイルランド国境問題について、次期英首相が物理的な国境を復活させないために示す代替案に耳を傾ける用意があると述べ、自身の意図に合致する内容ならば譲歩する可能性を示した。

メイ英首相の後任を選ぶ与党・保守党党首選の決選投票に残ったジョンソン前外相とハント外相はともにアイルランド島内での厳格な国境管理を回避するために離脱協定案に盛り込まれた「バックストップ(安全策)」に反対の立場で、代替策が見つからなければ合意を結ばないままEUを離脱することも辞さない姿勢だ。

バラッカー首相はアイルランドの公共放送局RTEに対し「英首相の選出後、首相の話を聞く必要がある。そうすれば首相の提案が有意義もしくは妥当かどうかが分かる」と述べた。英保守党党首選の結果は来週発表される。

「同じ目的を果たすための提案があるなら、耳を傾ける必要がある」とした上で「そうでないなら、離脱協定案あるいはバックストップからいかなる形でも逸脱することはできない」と強調した。

いかなる提案もハードボーダー(物理的な国境)の復活につながるべきではなく、北アイルランド市民の権利保護や、北アイルランド紛争の1998年和平合意と両サイドの経済協力維持を保証する内容となる必要があるとした上で、「これらの目的が達成できるならば譲歩する用意はある」と語った。

また、代替案として、バックストップを英国全体ではなく北アイルランドだけに適用することが1つの選択肢だとしたが、英保守党に閣外協力する北アイルランド地域政党、民主統一党(DUP)にとっては受け入れが難しいだろうと述べた。

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