February 12, 2020 / 5:46 PM / 10 days ago

アイルランド首相「連立交渉も検討」、野党転落の見込みでも

[ダブリン 12日 ロイター] - アイルランドのバラッカー首相は12日、政権交渉の結果、自身が率いる与党・統一アイルランド党が野党に転じる見通しを示した上で、シン・フェイン党が政権を樹立できなければ連立交渉を検討すると述べた。

週末の選挙で左派シン・フェイン党は得票率で首位に立ったが、候補者が少なかったため議席数は僅差で最大野党の共和党を下回った。統一アイルランド党の議席数と比べるとやや上回った。

シン・フェイン党のマクドナルド党首は「選挙に勝利した」と表明。少数派政党や無所議員と組んで左派政権の樹立を目指すと述べた。ただ、同党幹部でさえ実現は難しいとの見方を示している。

バラッカー首相は記者団に対し「選挙で負けた。その事実を装う意味はない。僅差の結果だったものの、国民は統一アイルランド党が野党になるべきとの意思表明をしたわけで、そうするつもりだ」と述べた。

さらに「今後数週間で何が起きるかだが、政治安定と良い統治に向けてわれわれが必要とされれば、他党と協議する意向はある。ただまずは、シン・フェイン党に責任がある」とした。

統一アイルランド党はシン・フェイン党との連立を否定している。政策の違いのほか、シン・フェイン党がアイルランド共和軍(IRA)の政治組織だった過去を障壁として挙げている。

バラッカー首相は、左派政党と連立を組むか、共和党と組むかはシン・フェイン党の判断だと指摘。他の選択肢について共和党のマーティン党首とまだ協議していないとも語った。

ダブリンで開催された国際銀行会議に出席したバラッカー首相は、アイルランドがなおビジネスに適した国であるという保証を示したいと発言。「アイルランドのビジネスと貿易における政策が非常に左寄りになった場合、投資家はアイルランドを良い投資対象として見なくなるかもしれない」と懸念を示した。

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