September 10, 2014 / 5:32 AM / 5 years ago

中国鉄鉱石先物が最安値、ゴールドマン「鉄の時代は終焉」

 9月10日、中国商品先物市場で鉄鋼と鉄鉱石先物が下落し最安値を付けた。ゴールドマン・サックスはリポートで、鉄鉱石市場が新たな局面に入ったと指摘した。写真は中国・湖北省の宜昌で4月撮影(2014年 ロイター/China Daily)

[シンガポール 10日 ロイター] - 10日午前の中国商品先物市場で鉄鋼と鉄鉱石先物が下落し最安値を付けた。ゴールドマン・サックスはリポートで、鉄鉱石市場が新たな局面に入ったと指摘した。

鉄鉱石価格は、大手資源各社からの供給が最大の買い手である中国の需要を上回る中、今年に入り38%も下落している。

ゴールドマンのアナリストのクリスチャン・レロング氏とアンバー・カイ氏は10日付リポートで「2014年は、新たな生産能力がついに需要の伸びに追い付き、利益率が歴史的平均に戻り始める転換点、言い換えれば鉄の時代の終焉だ」と指摘した。

スチール・インデックスのデータによると、中国向け鉄鉱石価格.IO62-CNI=SIは9日、2009年9月以来の安値となる1トン=8320ドルに下落した。

10日の大連商品取引所で鉄鉱石先物1月渡しDCIOcv1は一時1トン=570元(93ドル)まで下落し同限月の最安値をつけた。その後やや持ち直し0.3%安の587元で前場の取引を終了した。

ゴールドマンは、2015年の鉄鉱石価格予想は1トン=80ドルで据え置いたものの、2016年の予想は4%引き下げて79ドル、17年は8%引き下げて78ドルとした。

上海先物取引所の鉄筋先物1月渡しSRBcv1は一時1トン=2725元まで下げ最安値を付けた後、0.6%安の2780元で前場を終了した。

データ提供会社スチール・インデックスは月報で「中国鉄鋼価格の下落に歯止めがかかる見通しが立たず、銀行が製鉄業者に融資を渋る中、多くの鉄鋼メーカーにとってキャッシュフローが現実的な問題となり始めている」と指摘した。

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