April 8, 2019 / 2:00 AM / in 14 days

資金難のガザ動物園からライオンなど救出、ヨルダンに移送

 4月7日、パレスチナ自治区ガザ南部にあるラファの動物園で、資金難から動物たちが飢えや飼育環境の悪化で相次ぎ死んでいることを受け、愛護団体が一部の動物をヨルダンに移送した。(2019年 ロイター/Mohammed Salem)

[ガザ 7日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザ南部にあるラファの動物園で、資金難から動物たちが飢えや飼育環境の悪化で相次ぎ死んでいることを受け、愛護団体が7日に一部の動物をヨルダンに移送した。

今回移送されたのは、ライオンとサルがそれぞれ5頭、ダチョウ4羽、クジャク3羽、オオカミ2頭とハイエナ1頭。このほか、犬や猫、キツネ、ヤマアラシ、リス10匹も移送された。現在、園内に残っているのは鳥だけとなっている。

ジョマ園長は、劣悪な経済状況や、イスラエルによる約10年にわたるガザ封鎖で、適切な飼育ができない状態が続いていると述べた。

同園では、1月にライオンの赤ちゃん4頭が嵐の際に寒さのため死んだほか、サルが仲間を殺したり、ヤマアラシが原因不明の死に見舞われたという。園長は今年に入り、来園者が安全にセルフィー(自撮り写真)を撮影できるようにと若いライオン2頭の爪を除去したことで、動物愛護団体から厳しい批判を受けている。

救出活動を指揮した愛護団体「Four Paws」の獣医師は、動物園のおりが手狭になったため、ヨルダンの保護区に移送すると説明した。

ジョマ園長はロイターに「難しい決断だった。家族を失うような気持ちになった」とコメント。資金難で選択の余地がなかったとし、「動物たちにとって、もっと暮らしやすい場所が見つかることを願う」と述べた。

*第4段落の主語を明確にして再送します

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