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エジプト情報長官、ガザ訪問 停戦維持や復興巡りハマスと会談

 5月31日、エジプトのカメル総合情報庁(GIS)長官は、パレスチナ自治区ガザを訪問し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの指導部と会談を開いた。ガザで代表撮影(2021年 ロイター)

[ガザ 31日 ロイター] - エジプトのカメル総合情報庁(GIS)長官は31日、パレスチナ自治区ガザを訪問し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの指導部と会談を開いた。ハマスとイスラエルの停戦を確実なものにする狙いがあり、11日間にわたる交戦で荒廃したガザの復興計画も協議した。

エジプトの情報長官によるガザ訪問は、2000年代初め以来。

ガザの医療関係者によると、5月10日から11日間続いた交戦で、パレスチナ人253人が死亡。イスラエルでは、パレスチナから撃ち込まれたロケット弾などで13人が死亡した。

ガザではカメル情報長官の訪問を歓迎するために、エジプトのシシ大統領のポスターやエジプトの国旗が至る所に飾られた。同氏を乗せた車列がガザに入ると、一目見ようと集まった数百人の人々がエジプトの国旗を振った。

イスラエルとハマスの停戦合意を仲介したエジプトは、仲介役としてさらに重要な役割を果たし、停滞している和平プロセスを再開させたい考え。

エジプトの中東通信(MENA)は30日、シシ大統領がエジプトの当局者らに対し、イスラエルとハマスの交戦で拘束された捕虜や行方不明者の問題の解決に向けた取り組みや協議を続けるよう指示したと伝えた。

ガザ地区トップ、ヤヒヤ・シンワル氏はカメル氏との会談後、捕虜の問題が「前進する真の機会だ」と述べた。ただ、捕虜の問題は停戦とは切り離して協議することをハマスは要求したと明らかにした。

ハマスの関係筋によると、カメル氏はガザでの住宅再建事業への資金拠出計画を発表する見通し。エジプトは既に、ガザの荒廃した地域の再建に5億ドルを拠出すると表明している。

カメル氏はガザ訪問に先立ち、30日にイスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長とそれぞれ会談を開いた。

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