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イスラエルのガザ空爆で計192人死亡、首相は継続表明 ハマスもロケット弾

[ガザ/エルサレム 16日 ロイター] - イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの間で攻撃の応酬が続いている。イスラエルによるガザ空爆では16日、複数の住宅が破壊され、保健当局によると子ども10人を含む42人のパレスチナ人が死亡。10日以降の死者は192人に上った。

ハマスはイスラエルに対するロケット弾攻撃を続けており、10日に始まった交戦に収束の兆しは見られない。

イスラエル軍は16日の空爆について、ハマスが使用する地下トンネル網を狙った攻撃だったとし、トンネル崩落によって住宅が倒壊したと説明。一般市民に負傷者が出るのは意図していなかったと主張した。

一方のハマスは「事前に計画された殺害」だと非難した。

イスラエルのネタニヤフ首相はテレビ演説で、ガザ空爆を「全力」で継続すると表明。「イスラエル市民の平穏を取り戻すまで、必要な限り行動する。時間がかかるだろう」と述べた。

イスラエル側の死者は子ども2人を含む10人となった。イスラエル軍によると、過去1週間にガザから発射されたロケット弾は2800発を超えるという。

<国連では即時停戦求める声>

ニューヨークでは国連安全保障理事会が緊急会合を開いた。グテレス事務総長はイスラエルとガザにおける敵対行為を「実に悲惨だ」と非難し、即時停戦を訴えた。「(国連は)即時停戦に向けて各方面に働きかけている」と述べ、「仲介の取り組みを加速させ成功させる」よう両者に求めた。

米国は会合で、イスラエルやパレスチナなどに対し「当事者が停戦を求めるなら」支援する用意があると伝えたことを明らかにした。

イスラエルは、15日にはAP通信や中東のテレビ局アルジャジーラなどが入る12階建てのビルを空爆で破壊した。

ネタニヤフ首相は米CBSの番組でこれについて、ハマスの情報部門がビルを使用していたため正当な標的だったと主張。空爆について事前に米国に伝えていたと述べた。イスラエルはビルの入居者に避難するよう事前に警告していた。

AP通信は空爆を非難し、ハマスがビルを使用していた証拠を示すよう求めた。

バイデン大統領の特使として派遣されたアムル国務副次官補(パレスチナ・イスラエル問題担当)は、協議のため14日にイスラエル入りした。

協議について直接知る当局者によると、アムル氏はイスラエルの自衛権を米国は全面的に支持するという、バイデン政権が公に表明してきた立場を伝えたという。

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