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米の中東支援計画、パレスチナが拒否

 6月23日、パレスチナ暫定自治政府のシュクリー・ビシャーラ財務相は、米国が公表した500億ドル規模の中東向け経済支援計画を拒否する姿勢を示した。写真はガザ地区南部、エジプトとの国境付近で撮影(2019年 ロイター/IBRAHEEM ABU MUSTAFA)

[リヤド/アンマン/カイロ 23日 ロイター] - パレスチナ暫定自治政府のシュクリー・ビシャーラ財務相は23日、米国が公表した500億ドル規模の中東向け経済支援計画を拒否する姿勢を示した。

同財務相はカイロで開催されたアラブ連盟の会合で、25─26日にバーレーンの首都マナマで開かれる会合について「われわれの国をつくるために会合は必要ない。われわれが必要なのは平和だ。経済再生、その後に和平の達成という順番の計画は、非現実的で幻想にすぎない」と批判した。

米政府で中東和平を担うトランプ大統領の娘婿で大統領上級顧問のクシュナー氏は、バーレーンの会合で500億ドル規模の中東地域向け経済計画を提案する。

パレスチナや中東諸国を支援するための投資ファンドを設立するほか、ヨルダン川西岸とガザ地区を結ぶ高速道路の建設事業などに50億ドル投資する。

会合には、サウジアラビアなどのアラブ諸国が参加する。パレスチナは参加を拒否している。米政府はイスラエルは招待していない。

米国の計画の詳細は明らかになっていないが、当局者によると、これまで和平交渉の原則となってきた、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」については触れていないもよう。

パレスチナの交渉担当を担うHanan Ashrawi氏は22日、米国の支援計画について「全て意図的で抽象的な約束だ」と指摘し、政治的な解決策のみが紛争を解決できると主張した。

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