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イスラエル野党の連立組閣努力が暗礁に パレスチナとの衝突で

 5月13日 イスラエルの少数右派野党「イエミナ」のベネット党首(写真左)は、3月の国会総選挙で第2党となった中道「イェシュアティド」のラピド党首(同右)との連立組閣協議を打ち切り、別のもっと幅広い連帯的な政権を求める考えを示した。2013年7月撮影(2021年 ロイター/Ronen Zvulun)

[エルサレム 13日 ロイター] - イスラエルの少数右派野党「イエミナ」のベネット党首は13日、3月の国会総選挙で第2党となった中道「イェシュアティド」のラピド党首との連立組閣協議を打ち切り、別のもっと幅広い連帯的な政権を求める考えを示した。同国の報道が伝えた。イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ空爆など、イスラエルとパレスチナの衝突が激化する中で、アラブ系政党の協力を得て連立組閣を実現する現在の構想が不可能になったと表明した。

政治の混乱が続くイスラエルでは現在、リブリン大統領がラピド氏に組閣を指示。同氏とベネット氏が交互に首相を務めるローテーション方式が模索されていた。ただ、これを実現するには、最大勢力のネタニヤフ首相の右派与党「リクード」を抑えて国会の多数派を形成するため、アラブ系の議員を連立支持に引き入れることが必要だった。

ラピド氏に与えられた28日間の組閣期間の残りは3週間。この間にラピド氏が組閣できなければ、さらなる総選挙の可能性が高まる。そうなれば2年間で5度目の総選挙となる。

ラピド氏はテレビ演説で、ベネット氏の決断に遺憾の意を示したが、何らかの連立を図る努力を続けるとも表明した。ただ、同国の政治評論家らは、ラピド氏が組閣に成功する可能性はほぼ薄れたとみている。

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