[エルサレム 21日 ロイター] - イスラエルのラピド外相は21日、ブリンケン米国務長官との電話で、バイデン大統領が予定しているサウジアラビアとイスラエル訪問は地域に強力な影響をもたらすと述べた。
イスラエルでは国会解散を巡る採決が来週行われ、可決されれば総選挙実施が決まる。ベネット首相は退陣し、ラピド外相が後任として選挙までの暫定首相を務めることになるため、7月13日にバイデン大統領の歴訪が始まるまでにラピド氏が首相に就任している見通し。
イスラエル外務省の声明によると、ラピド氏はブリンケン氏に「(バイデン氏の)訪問は地域およびイランとの戦い、また地域の安定と安全保障の大幅改善に向けた壮大な可能性に対し、重要な影響をもたらす」と述べた。
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