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イタリア銀不良債権、一部欧州銀の問題と比較して微小=首相

[ローマ 6日 ロイター] - イタリアのレンツィ首相は6日、同国が直面している銀行不良債権問題は一部欧州の銀行が抱えているデリバティブ(金融派生商品)をめぐる問題と比べると取るに足らないとの立場を示した。

同首相は記者会見で、イタリアの銀行と比べ他の欧州の銀行は大きな問題を抱えているとし、イタリアの銀行の不良債権問題の深刻度は他の銀行のデリバティブ問題と比べると100分の1に過ぎないと述べた。

レンツィ首相は昨年12月、問題を抱える銀行としてドイツ銀行DBKGn.DEの名前を挙げて批判。今回の発言も大規模なデリバティブポジションを抱えるドイツ銀を念頭に置いたものと見られるが、この日は具体的な銀行名は挙げなかった。

イタリア政府は現在、同国銀行3位のモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)BMPS.MIを含む銀行の資本増強策について欧州当局と協議中。イタリアの銀行は総額3600億ユーロの不良債権を抱えており、処理方法をめぐる懸念から銀行株はこのところ急落、なかでもモンテ・パスキは年初から約75%下落している。

レンツィ首相はイタリアの不良債権問題への対処法は策定されつつあるとし、預金者に負担がかかることはないと言明。欧州全体にはより広範な信用問題が存在しているとし、「欧州当局は近くこの問題について慎重に対応するはずだと確信している」と述べた。

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