May 14, 2019 / 3:30 AM / 6 days ago

伊銀カリジェ、国内同業の全面的な資本支援見込めず=関係筋

 5月14日、経営難に陥っている伊銀バンカ・カリジェについて、米資産運用大手ブラックロック救済の見送りを決めたが、イタリア銀行業界は全面的な資本支援に乗り出す考えはないようだ。 写真はローマで2017年2月撮影(2019年 ロイター/Tony Gentile)

[ローマ 13日 ロイター] - 経営難に陥っている伊銀バンカ・カリジェ(CRGI.MI)について、米資産運用大手ブラックロック(BLK.N)が救済の見送りを決めたが、イタリア銀行業界は全面的な資本支援に乗り出す考えはないようだ。関係筋が明らかにした。この結果、公的資金による救済の現実味が増した。

イタリアの国内銀行が資金を拠出する銀行間預金保護基金(FITD)はブラックロックによる資本注入を前提に、3億2000万ユーロ相当のカリジェ債を株式に転換することで合意していた。

ただ、FITDは文書で、カリジェ救済計画が頓挫したため、社債を株式転換する可能性は消滅したと表明。ブラックロックの決定後、9日に開いた幹部らによる会合を受けて文書を出した。

FITDのトップはロイターに、同基金はカリジェ支援を目指しており、今後示される提案を検討する方針だと述べた。

ただ、関係筋によると、同基金は他の投資家が関与する場合においてのみ救済に加わることを検討する構えだという。

イタリア政府は過去2年間に3行を救済しており、カリジェが4件目となる状況を回避するため、代替策を模索している。

イタリアの新聞は週末に、米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントとウォーバーグ・ピンカスがカリジェに関心を示す可能性があると報じたが、事情に詳しい2人の関係筋は報道内容を否定した。

欧州中央銀行(ECB)はカリジェを特別監視下に置いており、関係筋によると、ECBは投資家に対し拘束力のある提案を5月17日までに提出するよう求めていた。カリジェの資本不足額は6億3000万ユーロに上る。

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