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伊、不良債権政府保証制度の延長と条件厳格化を検討=消息筋

 5月29日、イタリア政府は、銀行不良債権の政府保証プログラム(GACS)を6月14日の期限以降も延長する一方、条件を厳格化することを検討している。写真はミラノのビジネス街。2016年1月撮影(2022年 ロイター/Stefano Rellandini)

[ローマ 29日 ロイター] - イタリア政府は、銀行不良債権の政府保証プログラム(GACS)を6月14日の期限以降も延長する一方、条件を厳格化することを検討している。延長でロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍の影響が銀行の収益を悪化させる可能性に備えつつ、条件の厳格化で国や納税者のリスクを減らすという。複数の消息筋が明らかにした。

GACSは2016年に導入され、イタリアの銀行が不良債権を証券化して売却する際、政府が最も低リスクな区分を対象に保証を付与する制度。これまでに計960億ユーロ(1030億ドル)の不良債権処理に貢献してきた。

今年4月の財務省データによると、GACSが保証する投資家保有債権は昨年末時点で116億ユーロ相当。

GACSの議論について説明を受けた4人によると、検討されている延長期間は1年以上で、1年半になる可能性もある。延長は欧州連合(EU)の承認が必要。

延長後は、現状で政府が格付けの高い部分の返済を100%保証している比率を下げる可能性がある。認定に必要な格付けの下限を少なくとも1段階引き上げて「BBBプラス」とすることも検討している。

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