December 23, 2019 / 9:28 AM / 8 months ago

イタリア中銀、ポポラーレ・ディ・バリの監督で責任取る用意=総裁

[ミラノ 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は、同中銀が今月特別管理下に置いた南部最大の銀行バンカ・ポポラーレ・ディ・バリについて、中銀は監督責任を「ポジティブに」果たしたと表明し、同行に対する行動の責任を取る用意があると語った。23日付のコリエレ・デラ・セラ紙に掲載されたインタビューで述べた。

中銀は13日にポポラーレ・ディ・バリを特別管理下に置いたと発表。その後、イタリア政府は15日夜に開いた閣議で同行への最大9億ユーロ(9億9200万ドル)の救済措置を承認した。同行は、南部を中心にイタリア経済が低迷した局面で多額の不良債権の処理に苦しみ、9日の週に最大10億ユーロの緊急増資が必要だと表明していた。

一方、イタリア南部の都市バリの検察当局はポポラーレ・ディ・バリの前会長をイタリア中銀による監督業務に関係する汚職容疑で捜査している。司法関係者が22日、明らかにした。

ビスコ総裁は「銀行監督部門はその責任を最大限の努力をもって果たした。私の意見では、ポジティブに果たした」と述べ、イタリア中銀がミスを犯したかどうかについて今後も分析すると付け加えた。

同総裁は「これまでも常にそうしてきたように、われわれは組織レベルで行動の責任を取る用意がある」と強調した。

ポポラーレ・ディ・バリの救済を巡っては、中銀が監督機関としての役割を有効に果たしているかどうかが疑問視されるようになり、連立与党である左派政党「五つ星運動」は中銀の執行部を指名する手続きを改革するよう要求している。

ビスコ総裁は、バンカ・ポポラーレ・ディ・バリの救済措置は預金者や債券保有者が損失を被らないようにすることを目指していると語った。一方で、そのほとんどが個人投資家である約6万9000人の株主については損失を被る可能性があると示唆した。

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