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イタリアの銀行株が急落、ECB資産購入終了で国債価格下落懸念

6月10日、イタリアの銀行株指数が急落した。イタリア国債の5分の1を保有している欧州中央銀行(ECB)が、7月1日に資産購入プログラムを終了することを決定したのを背景に売られた。写真は2020年4月、ナポリで撮影(2022年 ロイター/Ciro De Luca)

[ミラノ 10日 ロイター] - イタリアの銀行株指数が10日、急落した。イタリア国債の5分の1を保有している欧州中央銀行(ECB)が、7月1日に資産購入プログラムを終了することを決定したのを背景に売られた。

イタリアは2兆8000億ユーロ(3兆ドル)の公的債務を抱えており、ECBの債券購入プログラムがイタリア政府の借り入れコストを抑制してきた。

ECB当局者はユーロ加盟国が分断されることがないよう取り組むとしているが、投資家はユーロ圏の構成国の間で資金調達環境が異なることを懸念している。

イタリアの銀行は国債を大量に保有しており、国債価格が下落すると打撃を受ける。銀行の株価はイタリアの債務コストと高い相関性を示している。

ECBは9日、インフレについて厳しい警告を発し、7月に政策金利を引き上げると発表。それに伴い、より安全なドイツ国債に対するイタリア国債のリスクプレミアムが今週、過去2年間で最大の上げ幅となり、2020年5月以来の高水準を付けた。

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