[ローマ 26日 ロイター] - イタリアのディマイオ副首相は26日、2019年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率が2%を上回ることは不可能ではない、との考えを改めて示した。
「五つ星運動」と「同盟」で構成される連立政権は2019年の財政・成長目標を27日に承認する必要がある。いずれの党にも属さないトリア経済・財務相は、来年の財政赤字のGDP比率を2%を下回る水準に抑えようとしている。
ディマイオ氏はラジオ局のインタビューで、2%を上回ることは「タブーではない」と述べた。その上で「責任を持って対応したい。予算案での最優先事項は国民だが、市場にも注意を払う」とした。