October 22, 2018 / 1:16 AM / a month ago

イタリア連立政権、税恩赦巡る対立を解消 予算案でEUと協議へ

 10月20日、イタリア連立政権は、2019年予算案に盛り込んだ税恩赦を巡る連立与党間の対立を解消するとともに、同予算案が欧州連合(EU)の財政規律を逸脱しているとの見解を示しているEU当局に協議を求める姿勢を示した。会見するコンテ首相(中央)とサルビーニ副首相(右)、ディマイオ副首相(左)。ローマで撮影(2018年 ロイター/Remo Casilli)

[ミラノ 20日 ロイター] - イタリア連立政権は20日、2019年予算案に盛り込んだ税恩赦を巡る連立与党間の対立を解消するとともに、同予算案が欧州連合(EU)の財政規律を逸脱しているとの見解を示しているEU当局に協議を求める姿勢を示した。

予算案はイタリアの財政赤字を国内総生産(GDP)比2.4%まで拡大させる内容。欧州委員会は18日、予算案はEU財政規律から大幅に逸脱しているとの見解を通達し、「前例のない」違反だと指摘したが、イタリア側は反発していた。[nL3N1WY5XY]

コンテ首相は20日の閣僚会議後に、イタリアは欧州に「心地よい居場所」があると強調。「欧州機関と(予算に関して)建設的かつ冷静な協議を行う見通しだ」と述べた。首相は、協議のために近くユンケル欧州委員長を訪れる意向を示した。

与党「五つ星運動」党首であるディマイオ副首相と五つ星と連立を組む「同盟」の代表を務めるサルビーニ副首相はともに、ユーロ堅持の方針をあらためて表明。サルビーニ氏は「われわれは欧州でうまくいっている。ユーロ圏あるいはEUを離脱する計画は現在も今後も存在しない」と述べた。

予算案に盛り込まれた金融犯罪を対象とする税恩赦については、ディマイオ氏は同盟がひそかに適用範囲を拡大したとして批判していた。ただ、サルビーニ氏がその後に同措置を撤回する提案をしたことを受けて、20日の連立与党の会合で妥協案がとりまとめられ、閣僚会議で承認された。

サルビーニ氏は「3日間続いた困難な協議が終結した。終わりよければ全てよしだ」とコメントした。

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