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EU財政ルールを尊重することがイタリアの利益=モスコビシ委員

 9月28日、欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は、財政赤字目標を巡ってイタリアと対立しても得るものはない、と指摘するとともに、EUの財政ルールを尊重することがイタリア政府の利益になると述べた。写真はブリュッセルで8月撮影(2018年 ロイター/Francois Lenoir)

[パリ 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は28日、財政赤字目標を巡ってイタリアと対立しても得るものはない、と指摘するとともに、EUの財政ルールを尊重することがイタリア政府の利益になると述べた。

イタリア政府は27日、2019年度予算案の財政赤字を対国内総生産(GDP)比2.4%とし、21年まで2.4%を維持することを目標に設定した。[nL4N1WD63Q]

モスコビシ氏は仏BFMテレビで「欧州委とイタリアの危機には関心がない。イタリアはユーロ圏の重要な国であり、危機は誰の得にもならない」としたうえで「しかし、イタリアが財政規律を尊重せず、かなり高水準な赤字を削減しないことも、利益をもたらさない」と述べた。

政党に属さない実務家のトリア伊経済・財務相は、当初19年度の財政赤字をGDP比1.6%まで抑えるつもりだった。そうすれば、EUが要求する財政赤字の漸進的削減が可能となる。

モスコビシ氏は、イタリアの予算案がEUの財政ルール違反と認定すれば、理論上は制裁措置を講じることが可能だが、そうした対応はとりたくないと述べた。

モスコビシ氏は、10月1日から予算案についてイタリア政府側と協議する予定。欧州委としての見解は10月前半に出す可能性があると述べた。

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